ヒョウモンダコ 茅ヶ崎 [ニュース]
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ヒョウモンダコという種類のタコが相次いで発見されているらしいですね。
なぜタコが発見されただけで注目を浴びるのでしょう?
それはこのタコが毒を持っているからです。
少し前に世界初のふ化映像が撮影されたと話題になりましたが、
さてヒョウモンダコとはどんなヤツなのでしょうか?
このヒョウモンダコは、マダコ亜目マダコ科ヒョウモンダコ属に属する
4種類のタコの総称だそうです。
タコなので擬態(色や形を真似て風景に溶け込む)していることも多いので
一概にどんな感じとは断定できませんが、刺激を受けると
写真のように体色が黄色身がかり、青い輪っかが浮かび上がって豹柄に見えることからこの名前が付いたそうです。
毒を持っているので危険ということなのですが、
なんと噛まれると死に至るほどの強い毒を持っています。
それもそのはず。テトロドトキシンという神経毒、聞いたことありませんか?
一般的にフグ毒と言われており、フグの内臓に含まれるものと同じで、
噛まれると神経を侵され、全身麻痺や心肺停止に陥るという非常に危険な毒です。
しかもこのテトロドトキシン。解毒薬が存在せず、有効と言われている処置方法が
麻痺状態に陥っている間人工呼吸を行う。という方法のみという厄介な毒なのです。
ヒョウモンダコは本来、日本からオーストラリアにかけての西太平洋熱帯、
亜熱帯地域のサンゴ礁や砂礫底の海に生息しているのですが、
近年では温暖化の影響か九州地方でも目撃されるようになったそうです。
そのヒョウモンダコがついに関東地方へ・・・
という感じなのでしょうか。実際温暖化の影響なのかどうかは定かではないですが。
これから夏にかけて海へ出かける方も多いと思います。
タコって何かおもしろい感じがするので見つけたら興味本位で触ってしまうところですが、
ヒョウモンダコを見つけても触らないようにしましょう。
掲載元:http://www.youtube.com/watch?v=MoExUqz_X9U
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